2012年01月23日

車は○○

箱根下山 026.jpg

2007年6月4日に撮った写真です。

恩師である春木豊先生と二人で,箱根にハイキングに行くことになり,30キロくらい歩かされたときに,もとい,歩かせていただいたときに,撮ったものです。左にちょこっと写っているのが,春木先生でしょう。

どういう文脈で,どういう場所に,この看板があったのかは忘れましたが,まさに,その看板に書いてあるような気分でした。

ちなみに,この写真は,今月末の春木先生の祝賀会(昨秋に瑞宝章をご受章)のときに使えそうな写真を探していたら,出てきたものです。
posted by Dr. Sugamura at 11:38| 大阪 ☔| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月06日

AbstractはConcreteであるべし

論文(フルペーパー)には,その要約がついていることが一般的です。英語では,abstractやsummaryを指しますが,心理学ではabstractと書かれていることが多いです。

abstractとは,抽象的なもの,つまり具体的でないもの,と理解している人がいますが,必ずしもそうではありません。特に,学生に論文の要約を書かせると,どのような結果が得られたのかという肝心な点が書かれておらず,具体的でないばかりか,漠然とした内容になっていることがありますが,それはabstractとしては不十分です。

もちろん,抽象の対義語が具体であり,日本語の類義語辞典には,抽象は「あいまい」「はっきりしない」という意味があります。しかし,abstractには,「抽出する」「抜粋する」という意味があります。英語の論文を読んでいると,abstractに書かれてあるのと同じ文章が,本文中に出てくることがわりとありますが,そういう言葉の理解の仕方の違いが背景にあるのでしょう。

十分なabstractとは,論文の目的,方法,結果,考察までを端的かつ具体的にまとめたものです。なので,abstractはconcreteに書く必要があるのです。

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と,学部の授業では,つねづね言っているわけですが,最近,ある論文のabstractを読んで,思わず笑ってしまいました。

いうまでもなく,このような総説,展望論文の類は,科学論文ではないので,目的・方法・結果・考察という書き方ができないわけですが,それでも,可能な限り具体的に内容を書くのが望ましいとされています。

にもかかわらず,あえて曖昧にする,もったいぶった書き方が,逆にいいですね。しかも,abstractの書き方を指導する立場にあるAPAの雑誌で,というのがミソです。

まあ,伏せられている人物というのは,言わずもがなのアノ人のことでしょうが・・・。
posted by Dr. Sugamura at 13:28| 大阪 ☀| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月04日

バランスWiiボードは重心動揺計として使えるか?

心理学でも,重心動揺計を使った研究は多くあります。しかし,この機器は,200万くらいするため,自分の研究環境になければ,気軽に買えるものでもありません。それで,バランスWiiボードが登場したとき,これで実験できないかということが話題になりました。

そのときは,結局,精度が低いだろうから,研究には使えそうにない,という結論に行き着いたのですが,それを覆す内容の論文がここ数年でいくつか発表されました。研究使用というよりも,リハビリなどの臨床使用での成果報告が主ですが,調べてみたら,日本で,wiiボードのデータをコンピュータに記録するソフトも作成されていました。関連サイトのリンクを以下に貼っておきます。

http://www.kotaku.jp/2010/01/wiibb_rehab.html
http://d.hatena.ne.jp/zundamoon07/20100121/1264047192
http://www.fukechiba-hp.jp/daycare/
http://shiraimizuki.blog83.fc2.com/blog-entry-157.html
http://www.vision.phys.waseda.ac.jp/students/wii/
posted by Dr. Sugamura at 20:25| 大阪 ☁| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする