2011年10月10日

ユーモア心理学ハンドブック

先週末くらいに,関西大学社会学部の雨宮俊彦先生より,『ユーモア心理学ハンドブック』(北大路書房)をいただきました。この本は,ユーモア研究の第一人者であるRod A. Martinが,2007年に出版した"The Psychology of Humor: An Integrative Approach"を翻訳したものです。結構,ボリュームのある本で,原著を読むのをすでに挫折していたので,翻訳書を出していただき,助かりました。

一般に,心理学の英書は,体系だった1冊の本になっているというよりも,論文の寄せ集めのような,バラバラの構成になっていることが多いのですが,この本は,ユーモアの理論のみならず,アプローチとして,認知心理学,社会心理学,心理生物学,性格心理学,発達心理学,臨床心理学(心身の健康)が分けられ,それぞれの研究がレビューされており,非常に読みやすく,勉強になります。その意味で,本書は「ハンドブック」と言ってもよいでしょう。

実は,2008年に「笑いを科学するII」というシンポジウムが,関西大学で開催されたのですが,そのときの登壇者の一人がMartin先生でした。どういう経緯だったかは忘れましたが,そのときに,雨宮先生が内輪の懇親会@ボルカノに誘ってくださり,Martin先生や故木村洋二先生をご紹介いただきました。ありがとうございました。

ちなみに,Martin先生は,そのとき,この本はサバティカルの間に,1ヶ月1章のペースで書いた,とかおっしゃっていました。いや,それは別の人だったかな。とにかく,そういうやり方を見習って,いずれ私もそういうふうにインテンシブに書いてみたいです。
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posted by Dr. Sugamura at 10:35| 大阪 ☀| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする