2012年01月04日

バランスWiiボードは重心動揺計として使えるか?

心理学でも,重心動揺計を使った研究は多くあります。しかし,この機器は,200万くらいするため,自分の研究環境になければ,気軽に買えるものでもありません。それで,バランスWiiボードが登場したとき,これで実験できないかということが話題になりました。

そのときは,結局,精度が低いだろうから,研究には使えそうにない,という結論に行き着いたのですが,それを覆す内容の論文がここ数年でいくつか発表されました。研究使用というよりも,リハビリなどの臨床使用での成果報告が主ですが,調べてみたら,日本で,wiiボードのデータをコンピュータに記録するソフトも作成されていました。関連サイトのリンクを以下に貼っておきます。

http://www.kotaku.jp/2010/01/wiibb_rehab.html
http://d.hatena.ne.jp/zundamoon07/20100121/1264047192
http://www.fukechiba-hp.jp/daycare/
http://shiraimizuki.blog83.fc2.com/blog-entry-157.html
http://www.vision.phys.waseda.ac.jp/students/wii/
posted by Dr. Sugamura at 20:25| 大阪 ☁| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月03日

やさしいExcelで心理学実験

年末に『やさしいExcelで心理学実験』(培風館)をいただきました。著者の一人の関口先生とは,昨年は大学院の講義も合同で行い,いろいろとお世話になりました。ありがとうございました。

さて,本書には,心理学の研究で使われる,13の実験刺激や課題が簡潔に紹介されています。類書との違いは,代表的(時として古典的)なものだけでなく,最近の論文でよく見かけるタスクが多くを占め,関連論文も示されているため,教育用だけでなく,研究用にも使えそうな点,また,すぐにでも実験ができるように,Excelで作成されたプログラムが入ったCD-ROMまで付いている点です。

解説も丁寧で,わかりやすく書かれているので,学部生の実験実習の教科書としても使えそうです。とはいえ,来年度の実験のシラバスはもう考えてしまったので,とりあえず,ゼミ生に紹介しておきます。
posted by Dr. Sugamura at 17:08| 大阪 ☁| | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする